オートバイのユーザ車検をとろう

2008年2月 埼玉陸運局



ヘッドライトの常時点灯
1998年以降のバイクは、ライトの消灯スイッチがついていると車検が通りません。
マフラー規制
2003年10月以降(車検証形式にBC-と入っている)のバイクは「排ガス試験検査証明書」が無いと車検に通らないそうです。排ガスの検査等もあるかもしれませんので、事前に確認しておく事をおすすめします。

音量の規制値は下記の通りです。
19998年規制以前 1998年規制 2001年規制
99 dB(A) 99 dB(A) 94 dB(A) 国産新型車:2001年10月1日
国産継続車・輸入車:2003年9月1日

車検を受けるには車検の予約(電話・FAX)が必要です。

前日

 定期点検用整備記録簿と継続検査に必要な書類を購入。(55円)
バイクのメンテナンスと掃除
光軸調整(電柱から5m離れた所からライトの高さの95%の位置にライトを調整。もちろんハイビームです。)
 書類の記入。継続検査申請書だけは鉛筆で記入するので注意です。さらに印鑑を押す書類もあるので注意です。安全の為に私は当日も印鑑を持っていっています。
自動車税納税証明書を役所で発行。(埼玉陸運局に発行の機械があったが使用方法分からず、帰りがけに区役所があるのでそちらで発行してもらいました。)

当日

自賠責保険加入の所で保険と重量税等の印紙を購入。

審査印紙代 1300円
審査登録印紙代 400円
重量税印紙代 5000円
自賠責保険 13060+5600円
(保険の切替りとかで二枚の保険証になった)

車検の検査

 一通り書類の準備が出来たところで、Aの5に書類を提出し、色々判子もらってバイクのレーンに向かう。
前回までは1レーンで車と一緒に車検が行われていたが、新たにバイク専用のレーンが出来ていた。
入り口で検査員の人に書類を渡し、ライトのアップ・ダウンの点灯とウィンカーとブレーキランプの点灯を指示される。
いつもなら、ここで金槌でブレーキ等のネジを叩いて緩み具合を確認されるのだが、今回は無かった。

 指示されて中に進むと、全て自動になっていた。
各検査のところにある電光案内板を見ながら行っていく。

 まずは速度計のテストで前輪を停止線の上にのせて、左床にあるステップ(棒のようなもの)を踏むと検査が開始される。
速度計が時速40Km/hになった時に、床のステップをはなす。(終わっても機械が完全にとまるまでブレーキをかけずに待つ事)
さらにブレーキのテスト。案内板にブレーキをかけるように指示があったら、ブレーキをかけます。
フロントが終わったら、リアタイヤを停止線の位置まで進めます。
フロントブレーキの要領と同じく、案内板にブレーキかけるように指示があってからブレーキを踏みます。
無事クリアすると、右にある赤い機械に審査依頼書を入れます。すると判子が自動で押されます。

 それが済むとさらに先に進め、光軸のテストを行います。
光軸のテストはハイビームで行います。さらに検査中はエンジンを少し回しておくと光量がかせげるかと思います。
うちのバイクは光量アップさせるためにバッテリーから直に電源をひいてきているのであまり変わらなかったですが。(汗)
光軸のテストがクリアするとOKランプが点灯するので、また右にある赤い機械に書類を入れて判子を押してもらいます。

 光軸が終わりさらに前に進むと、何か装置がありました。多分排気ガス関係の機械だと思うのですが、使い方がまったくわからなかった。
ちょっと戻って検査員の人に尋ねると、やらなくていいそうです。年式でかな???
んで、出口にある建物に書類を持って行くとバイク自体の検査は終わりなので、バイクの駐車スペースに移動。

出来上がった書類をもってAの7に提出。しばらくすると、新しい車検と有効期限のステッカーがもらえます。
あとは、古いステッカーをナンバーから外して、新しいステッカーに張りかえれば完了です。

今回かかった費用(400cc)



書類代 55円
審査印紙代 1,,300円
審査登録印紙代 400円
重量税印紙代 5,000円
自賠責保険 13,060+5,600円
合  計 25,415円